一期一会
新たな有馬と出会う。一期一会

利休七則 二、

茶道に学ぶ、おもてなしの心得

炭は湯の沸くように置き

炭の準備はお客様から見えないところで行うもの。
接客においても同様に、裏側での準備・段取りを怠らないことが大切です。

一期一会 炭は湯の沸くように置き

千利休が説いたとされる茶道の基本となる心構え「利休七則」。おもてなしの真髄ともされるそのなかで、二つ目に説かれているのが「炭は湯の沸くように置き」という言葉です。

炭はお湯が沸くように置きなさい。当たり前のことのように聞こえますが、その言葉が意味するのは「要点を押さえて、準備をしなさい」ということです。お茶を点てるときは、炭を使ってお湯を沸かします。おいしいお茶を点てるには湯加減が大切であるとされており、それを左右するのが炭の置き方です。どのように置けば、上手に湯が沸くのか。決められた通りに置くのではなく、要点を理解したうえで置くことが何よりも大切です。

接客も、同じ。どのお客様に対しても通り一遍のおもてなしをしているようでは、心から満足いただくことなどできません。お客様が、今日お見えになった目的は何か。お一人お一人のご利用目的を的確に捉え、いかなるご要望にもお応えできるように準備をしておく。そうすることによって、あらゆる想定外を想定内にできるよう、私たちは日々心がけています。

今日という日が、みなさんにとってかけがえのない一日になるように。私たちは、お客様お一人お一人のことを想い、万全の準備を整えて、皆さまをお迎えします。