冬の絶景六甲山の氷瀑

2024年1月19日

宿泊プラン

有馬が誇る刹那の絶景に出会う

六甲山の中腹に位置する有馬。
温泉街を取り囲む山々が白く色づくこの時期にしか見ることができない絶景「氷瀑」をご紹介します。

自然が創り出す氷のアート

氷の芸術とも呼ばれる氷瀑とは、氷結した滝のことを指します。滝は日本中にありますが、この氷瀑が見られる場所はごくわずか。氷点下の気温が続く限られた場所でしか発生しない貴重な現象であり、六甲山は関西では数少ない名所の一つとして知られています。
六甲山でこの氷瀑が見られるのは、裏六甲と呼ばれる北側斜面に点在する有馬四十八滝です。この一帯は氷瀑や霧氷を愉しめることから六甲山アイスガーデンとも呼ばれています。いくつかある氷瀑スポットの中でも、特に人気が高いのが七曲滝です。滝の落差は25メートル。一メートル近いつららが無数に垂れ下がる姿は荘厳で、自然の神秘を感じることができます。この七曲滝の他に氷瀑スポットとしてよく知られているのが百間滝と似位滝、白石滝です。落差が30メートルにも及ぶ百間滝は七曲滝と並び有馬四十八滝を代表する滝の一つです。まるで壁のような氷瀑はアイスクライムができることでも知られ、暖冬の今と比べて寒さが厳しかった時代にはクライマーで賑わったと言います。百間滝から歩いて五分ほどの場所にある似位滝（落差30メートル）も人気のスポットです。滝の流れが二段になっており、また違った表情を愉しむことができます。白石滝（落差30メートル）は七曲滝と並んで訪れやすいスポットです。他の滝に比べて氷結しにくい場所ではありますが、下流に広場があり、冬でも休憩や昼食を取る登山者たちで賑わっています。
この自然が創り出す幻想的な景色を間近で見るには、雪山登山に必須のアイゼンをはじめ、さまざまな装備と準備が必要です。安全にお愉しみいただくため、鑑賞にはツアーへの参加がお勧めです。冬の六甲山には誰でも気軽にお愉しみいただける絶景スポットもたくさん。機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

※万が一、怪我をされたり、事故が発生した場合も、当ホテルは一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。

自然がつくり出す一期一会のアート「氷瀑」。時が止まったかのような神秘的な光景に目を奪われます。

六甲山頂駅へは有馬温泉駅から六甲有馬ロープウェー※で約12分。山上の名所で気軽に冬の六甲をお愉しみいただけます。
※定期点検のため1月22日～2月9日は運休となります

六甲山の上に立つ一本の大きな樹のような自然体感展望台。この季節にはヒノキのフレームに樹氷やつららができ、幻想的な景色を愉しめます。

[所在地] 〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
[TEL] 078-894-2281
[定休日] 無休※2024/3/7・8エリア休業日
[営業時間] 詳しくはHPをご覧ください

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限られた場所でしか見ることができない雲海。六甲山上にある六甲ガーデンテラスでも、気象条件が揃えば稀に幻想的な雲海を望むことができます。
[所在地] 〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877-9
[TEL] 078-894-2281
[定休日] 無休※2024/3/7・8エリア休業日
[営業時間] 詳しくはHPをご覧ください