梶木源治郎の功績を受け継ぐ有馬サイダー

まだ暑さの残るこの季節。
有馬の炭酸泉に縁の深い当館が地元にこだわってつくりあげた
オリジナルの「有馬天然水サイダー」で涼やかなひとときを過ごしませんか。

日本のサイダー発祥の地とも言われる有馬温泉。1901年に炭酸泉源公園の近くに有馬鉱泉が設立され、ガス入りのミネラルウォーターの販売が始まりました。今でこそ広く親しまれる炭酸泉ですが、それが良質な炭酸水であるとわかったのは明治8年のこと。姉妹館「中の坊」初代館主（当社創業者）梶木源治郎が兵庫県庁に分析の依頼をしたのがきっかけです。
かつては豊富に湧き出ていた炭酸泉ですが、今ではその量はわずか。源治郎が発見し、今日にいたるまで有馬の代名詞の一つとして親しまれてきた“炭酸”をこれからも受け継いでいきたい。当社創業者が、有馬サイダーのルーツである炭酸泉を明治八年に開いてから150年という節目を記念し、有馬を北麓とする六甲山の天然水を使った「有馬天然水サイダー」をつくりあげました。原料には六甲の天然水を使用。生産は地元の株式会社布引礦泉所に依頼するなど、源である炭酸泉に近づけようと努力と研究を重ねました。食事の前にも軽やかにいただけるサイダーで、湯上がりのひとときをお愉しみください。